生産国で味が違う!個性豊かなカカオたち

目次

チョコレートの原材料「カカオ」。そのカカオの味について考えたことってありますか?


普段食べているチョコレートは、フレーバーの違いはあれど、カカオ豆の違いまでは分かりません。なぜなら、豆の個性よりも製品としての美味しさを重視しているからです。


しかし、カカオは本来、生産国の気候や標高によって味が変化するもの。同じカカオと思えないほどの差が出ることもあるんです。


そこで、カカオの主な生産国や味が変わる要因についてご紹介。カカオ豆本来の味を楽しむ方法もお伝えします。

カカオはカカオベルトにある国で栽培されている

カカオが主に栽培されているのは赤道付近の国々。カカオベルトと呼ばれる、北緯20度から南緯20度の地域です。


主要な原産国は、コートジボワールやインドネシア、ガーナなど。温暖で雨の多い気候が、カカオの栽培に適しているのです。


ちなみに、生産量上位2か国のコートジボワールとガーナで、世界生産量の50%以上が供給されています。私たちの食べているチョコも、アフリカから旅してきたものかもしれません。

カカオの味は気候や標高などで変化する

生産地の気候や標高は、カカオ豆の味を大きく左右します。

カカオ豆そのものを食べることはなかなか無いと思いますが、もし機会があったらぜひ食べ比べてみてください。


渋みが強い物や香りの強い物、赤ワインのようなフレーバーのものなど、産地によってまったく異なる表情を見せてくれます。


カカオの味が何によって決まるのかですが、それはとても複雑で、一言に言い表すことができません。

農園の標高、雨の量、土壌の状態、昼夜の寒暖差、そういった複数の条件によってカカオの味は作られます。


いわば、カカオの味はその土地の味。世界に二つとない、一期一会の存在なのです。

味の違いを楽しむならビーントゥバーチョコレート

カカオ豆の違いを楽しみたいなら、Bean to Bar(ビーントゥバー)チョコレートがおすすめです。


ビーントゥバーとは、カカオ豆の生産からチョコの製造までを一貫して管理すること。産地にこだわっていることが多く、カカオ豆本来の味を活かしたチョコが多いです。


実際に食べてみると、風味の豊かさにびっくりすることでしょう。できれば、お店の方に説明してもらって、複数の種類を食べ比べてみてください。


チョコの一片から産地の農園を思い描く。そんな体験が待っているかもしれませんよ。


まとめ

カカオベルトの各国で栽培されているカカオ。生産地によって味に大きな違いがあることは、あまり知られていません。


普段何気なく食べているチョコレートですが、クラフトチョコレートを通じて、その産地を覗き見ることができます。


生産者の見える野菜がおいしく感じるように、生産国が見えることで、チョコがよりおいしく感じるかもしれませんね。


投稿日:2020年2月28日 (更新日:2021年11月28日)