カカオは神の贈り物?チョコの原点、太陽神ケツァルコアトル

目次

チョコレートの原料、カカオのルーツをご存じですか?

チョコは、アステカの神、太陽神ケツァルコアトルがもらたしたもの!元々は神の食べ物だったんです!


……なんて言ったら驚きますよね。


じつはチョコのふるさとアステカでは、カカオはケツァルコアトル神からの贈り物だと考えられていたんです。

ケツァルコアトルとはどんな神なのか、そしてヨーロッパにチョコを持ち帰ったスペイン人、エルナン・コルテスとケツァルコアトルとの意外な関係についてご説明します。

カカオはケツァルコアトルからの贈り物

チョコレートの原点は南米のアステカ帝国。元々は滋養強壮を目的とした飲み物で、紀元前2000年ごろにはすでに飲まれていたと言われています。


アステカでは、ケツァルコアトルという神が信仰されていました。太陽神・農耕神・文化神などとしてあがめられた、アステカにおける主要な神の1人です。

そしてケツァルコアトルは、「人類にカカオをもたらした神」とも信じられていました。


当時、ケツァルコアトルが教えたチョコレートとは、カカオ豆をすりつぶして、コショウやトウモロコシなどと煮詰めたチョコレートドリンク。バニラビーンズで香りづけしたりしてありましたが、現在のチョコとは程遠い姿だったんですね。


滋養強壮の目的が強かったチョコレートドリンク。飲めば不思議と元気が出ることから、神がもたらしたものと思われていたのかもしれませんね。


ちなみに、カカオの学名は「テオブロマ・カカオ」、ギリシャ語で神々の食物。チョコの神秘性は現代にも続いているんですね。

ケツァルコアトルと征服者エルナン・コルテス

ヨーロッパにカカオを渡したのは、スペイン人のエルナン・コルテスというコンキスタドール(征服者)でした。

その後、持ち帰ったカカオを、スペイン国王のカルロス1世に献上したことから、ヨーロッパ中にチョコレートが広がっていくことになります。


アステカでは、最初コルテスに対し最高のもてなしをしたと言われています。それはなぜか?ここにケツァルコアトルとの繋がりが出てくるのです。


じつは、白髭を蓄えたコルテスは、ケツァルコアトルと風貌がそっくりだったのです。


さらに、コルテスが訪れた年は、ケツァルコアトル復活の年として信じられていた1519年。アステカの人々は、コルテスの来訪をケツァルコアトル神の復活と信じてしまったという説もあるんです。


スペインの征服者とアステカの神。意外な繋がりが世界へとチョコレートを広げるきっかけになったんですね。


まとめ

アステカの神がもたらした食べ物をスペインの征服者が広げる。意外な繋がりから、今私たちはチョコレートを食べることができています。


アステカを訪れたのが別の人だったら?


そう考えると、チョコレートを食べられているのは一つの奇跡かもしれませんね。


投稿日:2020年2月26日 (更新日:2021年5月6日)